倒けつ転びつ(こけつまろびつ)挑戦中
旅行

【階段往復2736段!】こんぴら参りと周辺観光

高松旅行2泊3日の旅。2日目のレポートです。
今日のメインは、東京の虎ノ門でも京都でもない、香川の金刀比羅宮。『こんぴら参り』です。
周辺の観光レポやうどん食べ歩き情報など、アップします!

観光編1:屋島寺

ドーミーイン高松近くで車をレンタルし、まず向かったのは屋島寺。
南面山 千光院 屋島寺、四国八十八箇所霊場の第八十四番札所です。
源氏軍の那須与一が、不安定な海上で平家船上の扇の的を射抜いた源平合戦の古戦場を見渡せる、山の高台にあります。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』をご覧の方は、ちょっと感慨深いかも。

駐車場からだとこの裏門から入る。

そして本堂の横に・・・え?狸???と思ったら、

ご夫婦の狸さんを祀っている、蓑山大明神。御利益は縁結び・子宝・家庭円満。
日本三大狸、と言われているのだそうです。(他は佐渡の団三郎狸、淡路の芝右衛門狸)
見事な化けっぷりで多くの逸話を残し、日露戦争では満州でも戦った、のだとか?!

ちなみに正門はこちら。

てくてく歩き進み、屋嶋城址へ。

かつてはお城からこの景色が見えたのでしょう。

城址って、せつない。
吹き抜ける風が、せつない。

更に歩く。
まだ建築中だった「やしまーる」。

高松市屋島山上交流拠点施設、だそうです。・・・何の施設なのだ???
公式HPはこちら「やしまーる」

山上からの景色もとっても美しい。

しかしここで時間が気になる。ランチタイムには宿泊先の敷島館に到着したかったため、先を急ぎます。
屋島寺エリア一帯はとっても広くて、色々散在しています。
たっぷり時間をとって散策されるのも良いと思います。

観光編2:金刀比羅宮

敷島館が、早い到着でもチェックインをしてくれ、エントランスに用意されているお遍路さんの杖を借りてお参りスタートです。
ちなみに、これから階段を往復2736段、上り下りします。杖は1本、あったほうが絶対に良いです。体重負荷も力のかけ加減も、だいぶ助けになります。

ペットボトルの飲料も、あると安心かな。階段途中や境内に、手軽に買える自販機はありません。

パワースポット、金刀比羅宮。
御利益は金運や縁結び、商売繁盛、健康運など。
恋愛のお願いをすると言うよりは、自分なりの宣言をフムフムと神様に聞いてもらい、前向きに努力ができるよう神様が背中を押すか見極める、ような、個人の印象でした。

金刀比羅宮なのに、提灯に書かれている文字が「金」じゃない。
丸金紋という、社紋だそうです。

木々からも癒しパワー全開。

そして奥社へさらに階段を上がります。
ああ、これって、登ったってことは同じ階段を降りて行かないといけないのだよねえ、と、ため息思考が頭をよぎります。

奥社のベンチで一休みして、降りる頃にはもう夕方手前。
登ってくる方達とすれ違う時は密かに優越感。
早く宿に帰って温泉、温泉!しか頭にありません。。

お土産編:こんぴらさんグッズ

↓オリジナルの『笑顔元気くん御朱印帳』
トリコロールなギンガムチェックに、宮司さんが純真無垢な子供をイメージして書いたというイラスト。。
すごいシュール!(ごめんなさい)

↓今はご時世的に、書き置きの御朱印です。

こんぴらさん御朱印

↓右上のかわいい缶は、降りる途中でお茶した資生堂パーラーさんのオリジナル金平糖です。かわいすぎて勿体無くてずっと開けられない(汗)。

↓黒いのは奥社限定の「天狗御守」。結び紐が赤いのと白いのがあって、筆者の分も買っていただけるのかと思ったら一人分だったwww。

説明書きにもある通り、人知では計り知れない霊妙不思議な能力を持つと今に伝えられる厳魂彦命のパワーが宿る災難から身を守る御守。ありがたや。

食事編:讃岐うどん&お茶

讃岐うどん「てんてこ舞」

金刀比羅宮参道沿いのうどん屋さん、お昼時はちょーーーーー行列。
どうしよう。早く食べて、階段を上がって行かねば日が暮れる。
そして運良く入れた、『てんてこ舞』さん。

共立リゾートさんのインスタでおすすめしていたお店で、その予習が頭にあり、ラッキーでした。きっと共立さんはこういう場面も想定してインスタ投稿を頑張ってくれてるんじゃないかと歓喜。
いただいたのは、シンプルな冷やしうどん。

これがもう超超超絶おいしくて、この食べ方が大のお気に入りになりました。
自分へのお土産にこのお醤油を買って帰り、

鎌田醤油 讃岐うどん醤油

レモンのくし切りを冷凍庫に常備して、さつま揚げやしらす、天かすをトッピングしてちゅるちゅるっと。

資生堂パーラー「カフェ&レストラン 神椿」

登り途中に目に入った階段500段目にあるオアシス、「カフェ&レストラン 神椿」。資生堂パーラーさんの運営です。
帰りに絶対ココよる!・・・で、帰りに休憩させていただきました。


山の中腹にあるとは思えないくらいな、都会にありそうなカフェ。
サンドイッチやバーガー類もあるので、ブランチ・ランチもいただけます。

↓注文したのは季節限定の「こんぴらさんラムネ“こんぴらさんの空を泳ぐ”」と、「愛媛県宇和島産ブラッドオレンジの杏仁豆腐」。
こんぴらさんカフェ
カルピスシャーベットでシュワシュワな水槽の中に、赤い金魚さんが泳いでいました。すごく爽快。

木々の緑と小鳥を眺めながら、快適な空間でしばしお茶。
リフレッシュタイムでした。

ついつい限定に目がいってしまいましたが、お店のオシは讃岐の伝統菓子「おいり」がトッピングされた「神椿パフェ」だそうです。これも食べておけばよかった。。

番外編:階段ショートカット

365段目の金刀比羅宮境内入口(大門)まで行ってくれる有料のシャトルサービスがあります。要予約で、片道ひとり700円。

詳しくは公式HPをご覧ください。
こんぴら参拝登山シャトル

そしてなんと、タクシーで500段目まで行ってくれるではないか。
休憩した資生堂パーラーさんの駐車場まで一気に行けてしまう。本宮までは285段だけ上がれば良いわけです。
家族旅行で幼いお子さんやシニア世代の方もいらっしゃる場合は、タクシーを使う方が無難かもしれません。タクシーは琴平駅にも止まっているそうですが、宿泊先で予め手配をお願いしておくほうが安心ですね。

そんなこんなで往復2736段の階段になんとか足が耐えてくれ、敷島館へ戻ります。
次回は3日目、香川を発つ日について書きます♪

以上、倒(こ)けつ転(まろ)びつ、「こけまろ」でした。

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