こちら、夜鳴きそばは必ず食べる、共立リゾート大好きさんです。
今回は香川県、金毘羅参りに便利な『ことひら温泉 御宿 敷島館』の宿泊レポートをいたします。
敷島館はどんなところ?
敷島館は金刀比羅宮へと続く参道沿いにあります。
千と千尋にでも出てきそうな、とっても趣のある外観。
それもそのはず。共立リゾートの敷島館は、建物の元は江戸前期創業の旅館です。かつては登録有形文化財の登録もされた木造建築なのだとか(今は登録されていない)。
2002年に元の旅館が廃業となり、それを共立さんが買い取って、老舗旅館の雰囲気を壊さぬよう生まれ変わらせ、2019年に共立リゾートの施設としてオープンしました。
アクセスは、JR琴平駅からは徒歩8分。車で行かれる方は、ホテルの公式HPに「この住所を入力してください」と言うのが出ているので、その通りにすることをオススメします。一方通行の道路だから、と言うことらしいです。
敷島館の内観や設備は?
エントランスの中は、ロビーラウンジになっています。
チェックインをしたり、「おしのぎ」と言うおやつをいただいたり。
前なら各部屋に常備されていたアメニティはロビーに移り、「ご自由にお持ちください」になっていました。除菌ティッシュも用意しているのは、さすが。
エレベーターへ向かう途中には、浴衣を選べるコーナーが。
擦り切れて薄くなって柄も可愛くない浴衣じゃないよ。
共立さんですから。
バリエーションもすっごく豊富。どれも可愛くて、浴衣も帯も選ぶのが楽しすぎました。
お部屋がある階のエレベーターを降りると、まずこちら。
枕も選べるんですーーー!(もちろんお部屋にはスタンダートな枕はあります)
これ、遅い時間には棚が空になっていたので、先に確保しましょう。
そしてお部屋に入ると内装は。。
この玉っころは、おそらく「おいり」ですね。香川で昔から親しまれている、婚礼祝いの煎り菓子です。(金比羅山の参道沿いではこのお菓子がトッピングされたソフトクリームが売られていました。)
鏡の前には、アクセサリーを置くボックス。
ベッドサイドテーブルはウッディーにあたたかく統一。
温泉に入る時はこのカゴを持参します。
ちなみに、浴衣を着なくても、室内に館内着もあります。
そして毎回楽しみの1つ、お部屋にあるその地方の銘菓。
いつもソファでこのお菓子をいただきながら、コーヒー豆を挽いてコーヒーを入れる時間が大好きなのですが、今回はコロナのためコーヒーは無くなっていました。
一通り、お部屋の中で満足をすると、そろそろおやつの時間。
「おしのぎ」をいただきにロビーへ降ります。コーヒーにしましたが、コールドドリンクも何種類か出ていました。
これは、夕食の時間が遅い方はきっとお腹が空くでしょうから「ちょこっとどうぞ」、と言うホスピタリティ。
お腹が満たされたら、温泉へGOです。
寝湯などもある大浴場の他に、貸切風呂が4つあります。檜、竹、陶、岩、と、浴槽の材質が異なったテーマの貸切風呂です。
貸切風呂は予約ができず、その場で空いていたらラッキー!と言う感じです。
まあまあ、埋まっている。
↓こちらは、敷島館公式インスタに投稿されている貸切風呂「竹」です。
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そして、お風呂の前にあってアイスキャンディーなどがいただける「湯上がり処」で、空くのを張り込みをしている人もいらしたので、運よく入れても、出た瞬間、「あっ!檜が空いたよ!!!」なんて、直後に入室されてちょっとモヤモヤする、みたいなことはあると思います。
お風呂の写真は撮れませんでしたが、マッサージチェアも置いてあり、もちろん満喫しました。
夕飯と夜鳴きそば
夕飯はテーブル席のご飯処でいただきます。
前菜。
先椀替わり。
造り。
あっ、お酒もいただいています。地酒。金陵。
焼物。
心ばかり。
(「好きなものを幾つでも選んでください。全部召し上がる方もいらっしゃいます。」とスタッフさんが言ってくれたので、遠慮なくー、全部いただいてしまいました。)
骨付鶏、すごくすごく美味しい!おかわりしたいくらいでした。
しめのご飯。
デザート。
あああああ。
夜食の「夜鳴き蕎麦」の写真を撮り忘れました。。
素朴な醤油ラーメン。これもまた美味しいのです。
どんなにお腹いっぱいでも、食べます。
朝食も盛りだくさん
台の物。
松花堂。
お茶漬け。
朝ももちろん讃岐うどん。
「わー、こんなにたくさん、おなか入るかなあ」なんて思っても、入るんです。
スタッフさんが素晴らしい〜
共立リゾートさんのスタッフさんは、いつも適度に心地よいサービスを提供されています。
丁寧すぎて嘘くさすぎて居心地悪いとかもない。
そして滞在中、館内でも楽しめるイベントをと、手作りの謎解きゲームみたいなのを開催していたんです。「こんぴーくんを探せ」っていう(笑)。十二分に大人ですけど、参加しました。
ロビーで最後の問題に手こずっていると、スタッフさんがフロントから出てきてくれて、「すぐわかっちゃうヒントと、わかりづらいヒント、どっちがいいですか?ああ。。でもわかっちゃうかもしれません。」と声をかけてくれて。わかりづらい方のヒントをもらい、なんだか、すんごく楽しみましたよ。スタッフさんありがとう。
スッと出てきてくれたので、きっといつも、同じようにお客様に接していらっしゃるのでしょうね。
元接客業としては、こういうささやかだけど「1日にしてはならず」、みたいなサービスに触れると、じわじわ来るものがあるんです。だから共立さん大好きです。
そして「こんぴーくんを探せ」コンプリートでいただいた駄菓子。
はあ。すみません、敷島館だけでこんなにだいぶ長くなりました。
本当は前泊したドーミーイン高松もレポしたいのですが今回はこれで力尽きます。
以上、倒(こ)けつ転(まろ)びつ、「こけまろ」でした。
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