伊豆に来たら、海鮮が食べたい。
海鮮丼。海鮮鍋。金目鯛。干物などなどなど。
今回は共立リゾート「きらの里」での食事や、伊豆高原でのランチについてレポートします。もちろん夜鳴きそばと「おしのぎ」も。
(きらの里の施設編口コミはこちらをご覧ください)
伊豆高原駅「おかりば」 穴場で超オススメ
東京駅から新幹線で伊豆高原へ向かった筆者たち。
途中、熱海駅でランチしようかと思っていました。
せっかくだから熱海で、とは思うものの、NOマスク解禁後の旅行シーズン。熱海は混雑が予想される。
・・・いっそ伊豆高原駅まで行っちゃうか!という結論になり、
「伊豆高原 海鮮丼 ランチ」でネット検索。
魅力的だったのが、伊豆高原ビール本店の漁師の漬け丼膳。ボリューミーな画像が強烈でとってもおいしそう。
しかし、きらの里の夕食は17:30。大量には食べられないし、富戸だからちょっと遠い。
で、伊豆高原駅の、しかも駅ビル的なところにあったんです「おかりば」さん。


いただいたのは定置網丼。
海鮮丼と地魚のフライがセットになっていて1700円くらい。
地魚はハチビキ(赤サバ)とタカノハダイでした。
フライも丼も、シンプルに、すごくおいしい。
求めていた通りの、期待通りのランチとなりました。
真夏の本格的な避暑地旅行シーズンには少し早い時期だけど、お昼時で、待ち時間なくこんなにおいしいごはんをいただける。
最高なお店でした。
おしのぎはおしるこ
満腹状態でチェックインしたため、夕飯は運良く19:30からの部に変更してもらうことができました。
これで、18時からの「おしのぎ」をいただけそう。
注:「おしのぎ」って、共立リゾートで提供している夕飯前のおやつです。夕飯が遅いゲストがお腹が空くのをしのげるように、というサービス。

きらの里のおしのぎは、おしるこでした。
夜鳴きそばと同じ屋台棟のようなところで提供されます。
行ってみると、シニア世代のスタッフさんがおひとり。
「お腹の空き具合はどうですか?普通の量を入れても大丈夫?」
「みなさん気にされるから、量は調整できますよー」
と、言ってくれる。
あ、もちろん、楽しみにしていたおしのぎ。量を減らしてもらったりしません!
筆者たちの後には、お一人の方がいらしていました。
するとシニアスタッフさんの、
「おひとり?」「一人旅?じゃあ海ほたるのお部屋にお泊まりですね?」
この声がけから、一人旅らしき男性客とおばちゃまの会話が始まる。
どうやら、筆者たちと同じように共立リゾートの施設が好きで色々まわっている方らしく、共立愛が溢れていました。
「あー、そう、そうなのよね」とおばちゃまの共感の相槌が聞こえる。
さすが共立のスタッフさん。
一人旅でこんなふうに話しかけてもらえると、嬉しくなりますよね。
後に、大浴場の休憩所に貼ってあったスタッフ(村人)紹介パネルでこのスタッフさんを発見。
筆者の母くらいのシニア層でいらっしゃるとは思うけど、こういうところにも掲載されてる。
お!と、次に見つけたのは同じくシニアスタッフであろうシャトルバスの運転手さんの写真。
「昭和のイケメン」って紹介文が書いてありました(笑)。
共立さんのこういうところ、大好き!
きらの里の夕飯は「海鮮しゃぶしゃぶ」を選択
夕飯の場所は、海鮮しゃぶしゃぶを選択したなら「海つばき」、お肉の溶岩焼きを選択したなら「山ぼうし」というふうに食事処が分かれています。
筆者たちは海つばきへ。
さあ、夕飯が始まります。
真鯛やイサキなどのお造り。
直前に本物のワサビとおろし板が出されていたので、すりながら待つ時間も楽しい。
スタッフさんが「魚はワラサ、イカ、タコ、金目鯛です」と説明してくれたのを聞いてメニューを見返し、「鰆?ワラサ???サワラの間違い???」と思った筆者。
調べましたとも。
ワラサは、ブリの小さい時の名前。
サワラもワラサと同じ出世魚で成長過程で名前が変わるけど、ワラサとサワラは別の魚。
でも、メニューに書いてある「鰆」は、サワラだ。謎。
お腹いっぱい。お食事終了です。
まんぞくまんぞく。
食事の合間には、箸カバーになっていたこの民話を読んでみたり、
ドリンクメニューにスタッフさん(村人)手作りだと書いてあったジンジャエールやジントニックをいただいたりで、宿泊客で混雑はしていましたが、心地よい夕飯の時間を過ごすことができました。
お隣のテーブルでは、ご夫婦が若い担当スタッフさんに「ここでどれくらい働いてるの?」と話しかけていて、そのスタッフさんはどうしてここで働きたかったか、今も続けているか、なんだかすごく誠実に語っていました。内容は公開しませんが、良き会話が聞こえました。
ここで余談なんですが、筆者がCAをしていた頃、年に数回、覆面お客様(実は人事の人)によるチェックフライトというものがありました。
その人事の人は、一般のお客様と同じように筆者に接し、さりげなく話しかけてくるのです。で、筆者の対応をこまかーくチェックしているわけです。容姿や立ち居振る舞い・言葉遣いはもちろん、食事やお酒に対する知識の確認、クレーム対応や子供・シニア対応、観光地情報の確認、飛行機知識の確認、ホスピタリティ全般などなど。
こういうことを経験してきたので、ついつい、ホテルやレストランでは耳と目がダンボになる筆者なのでした。
欠かせない夜鳴きそば
夕飯の終了時刻は21時半頃。
夜鳴きそばの時間は22-23時。
お腹いっぱい。
だけど食べたい、食べねばならぬ、共立の夜鳴きそば。
よって後半の時間帯にいただきに行きました。
カウンター席にて。赤い丸椅子が、雰囲気あります。
ちゃんとチャーシューも入ってる夜鳴きそば。
おいしい〜。
お腹が満たされた後でも、この醤油味の中華そばが沁みます!
ごちそうさまでした。
朝食は和食を選択
夕飯の最後に、朝食のチョイスを尋ねられていました。
ボリュームタップリの和食、量は少なめになるオムレツ洋食、お子様パンケーキ朝食。
「量が多いので・・・女性のお客様はお子様用を選ばれる方もいらっしゃいます」と、スタッフさん。
だけど、筆者も主も和食を選びました。
朝食時刻は「9時半が空いていてオススメです」との事だったので、言われるがままに。
朝風呂を楽しんでからごはん食べられるし♪

この他にお粥も選べたようだけど、朝食時間が遅かったからか、案内はありませんでした。
おひつで出てきた白米はたーっぷりあって、2人でおかわりしました。
和食は目覚めのオレンジジュースは最初に出たのですがコーヒーはつかないので、チェックアウト混雑回避のための精算をしに帳場へ寄りがてら、コーヒーマシンでコーヒーをいただきました。
その帰りに、大浴場のコーヒー牛乳も更にいただけるかしらと立ち寄ったら、どうやら清掃が始まる様子でおじちゃんスタッフさんがたくさん集まっていました。
するとおじちゃん達
「??? ・・・あ、牛乳ね〜。あるよ〜。持ってって持ってって(笑顔)。」
離れまで歩きながら、「地元に雇用がすごい生まれてるんだな、シニアスタッフさんもけっこう居て、みんな生き生きハツラツとしてていいわあ」って、思いました。
きらの里をチェックアウトしてからは、伊豆しゃぼてん公園へ向かったのですが、予想外に楽しすぎてランチの時間を忘れ。
中途半端な夕方手前の時間にお腹が空いて思い出したのは・・・、「おかりばで食べて帰ろう!」
昼食兼夕食でおかりば再び
ということで、またしてもすぐ入れたおかりばさん。
今回も海鮮丼と、何かお魚のあったかい系が食べたい。
で、海鮮丼とカサゴの唐揚げセットを注文。1500円だったかな。

カサゴの唐揚げはポン酢がしみしみなのにカリッと揚がっていておいしくて、最初は食べるの大変そうだなと思ったけど骨やヒレ?部分も香ばしくいただきました。
何かの口コミで、「行きと帰り、2度も寄ってしまうくらいおいしい」と書いてあったのですが、筆者達もその通り、2日連続、おかりばさんでおいしい食事をいただくことができました。
なんて良いお店に入れたのだろう。
「ここは?」と見つけてくれた主と、口コミ投稿のネット民のみなさまに感謝感謝。
地ビールもいただきましたよ。静岡麦酒。
と、ここまで書いて、何か食べ物系のお土産を買ったかな?と思ったけど、今回は買ってないかも。
地ビールくらいでした。
伊豆の国ビール ピルスナー、スタウト、ヴァイツェン
1泊2日の小旅行の食事達でしたが、どれもこれも全ておいしくて、結構な量も食べてしまいwww、我が家の当面の夕飯メニューは鶏胸肉か鶏ささみで決まりです。
共立さんのご飯はいつも楽しみ。安定してる。「食事だけはイマイチで残念だったなあ」とガッカリすることはありません。
そして、この旅の食の学びは、「伊豆高原駅のおかりばさん最高」ということです。
「駅の海鮮でしょー。食べログとかでレーティングの高い他の店のほうが良くない?」なんて思わずに、立ち寄ってみてくださいね。
次の投稿では温泉編その他をお届けします!
今回宿泊した「きらの里」の詳細は、こちらからご確認ください。
杜の湯 きらの里(共立リゾート)

