倒けつ転びつ(こけつまろびつ)挑戦中
食べ歩き

カフェorランチ、上野の美術館へ行くならどこにする??

上野には恩賜公園や上野動物園はもちろん、東京都美術館、国立博物館、国立西洋美術館、東京文化会館など、レジャーやアートを楽しめる施設がたくさんありますよね。

特にうららかな春の時期は、多くの人がお花見に訪れてとても混雑します。2022年のお花見も、恩賜公園では席取りはできず、「歩きながら愛でて楽しみましょう」ということになっています。しかし、絶対混む。混むに違いない。

東京都美術館の「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」へ

ということで混雑を避けようと桜の開花直前に、東京都美術館の「フェルメールと17世紀オランダ絵画展」の予約を取って観に行ってきました!

彼(フェルメール)は、そのキューピッドを消してはいなかった

という《窓辺で手紙を読む女》を、間近で観てみたかったのです。

2021年9月に絵の修復が終わって収蔵館であるドレスデン国立古典絵画館でお披露目されたばかりなのに、それがもう東京に来ているなんて、ちょっと感動しませんか。しかも予約制だからそんなに「密」にもならなさそうです。

予約は15時なので、13時には上野方面へ行ってちょっとおしゃれランチを。と言っても後の移動を考えると上野駅の駅チカ希望。

そして行ってきたのが「Bistro Nohga ビストロ・ノーガ」です。

上野駅から徒歩数分、開放感のあるおしゃれビストロ

「Bistro Nohga ビストロ・ノーガ」は、JR上野駅から徒歩5分、地下鉄の上野駅からは徒歩3分の好立地、「NOHGA HOTEL ノーガホテル」の1階にあります。上野公園方面を背にして、歩く感じです。

1階部分は一面ガラス張りで開放的な空間なので、場所は迷わないと思います。エントランスを通過するとアロマの香りがふわっと広がって一瞬リラックス。

ランチはアラカルトもあり、平日限定ランチ、メイン料理が1品のコース、2品のコース、と、何種類かあって、今回はメインが1品のコースをチョイス。

アミューズ、前菜、スープ(500円で追加)、メイン、デザートとドリンク、という内容です。

こちらはアミューズ。

熟成いもをシュー生地で挟んだもの。・・・上級ポテサラのパイ包、みたいな。

次は前菜。サーモンの季節の野菜添え。サーモンが肉厚でプリプリ。上に乗ってる春野菜を混ぜ混ぜして一緒にいただくと尚おいしい。

同じくもう一人の前菜。豚肉のジャンポンペルシエ風(ブルゴーニュ地方の郷土料理)。下のレンズ豆も右上の煮こごりもおいしい。

パンも運ばれてきました。

カンパーニュ、フォカッチャ、フランスパンの3種。1種類ずつおかわりができます。カンパーニュ、小麦の旨味?がじわっと広がります。

次は本日のスープ。新玉ねぎだそう。そういえば、器もどれもスタイリッシュでした。

そしてメインディッシュ。豚挽きをベーコンで包んだシュークルート風。コロンとしたお肉に、コロンとした芽キャベツ。見た目もかわいい。奥にあるのがシュークルート風(ドイツで言うザワークラフト)。

もう一人のメインディッシュ。大山鶏のバロティーヌ(開いた肉や魚などに詰め物をして巻いて筒状に整形したフランス料理)。

デザートは2人とも同じものをチョイス。チーズケーキとジャージー牛乳のソルベ。ホットコーヒーと共に。味わいはあるけど食後にスッキリお腹が落ち着くような、ちょうど良い質と量のデザートでした。

美術館に着物でお出かけ、にオススメ

予約はしたほうがbetter。スタッフさんたちは皆さんお若くて、カジュアルな雰囲気はあるものの、丁寧に、気持ちの良いお仕事をされてました。ソファ席もあるのでママ会にも良いかも。筆者の訪問時は赤ちゃん連れもいたし、子供用の小さな椅子も出ていました。男性お二人のビジネスランチ組もいらっしゃいましたね。

立地的にあまり歩かなくて済むし、お店もお手洗いも綺麗、空間もお料理も良しなので、着物で美術館に行ったりする着物女子さんの女子会用としても重宝するお店だと思います。

カフェ利用の場合でも、1800円くらいでいわゆるケーキセットのようなものがありますし、平日の16時からはハッピーアワーもあります。

なお、3月春分の日、三連休直前の上野公園の桜はこんな感じ。

花粉は来なくて良いけど、本格的な春の到来が待ち遠しいですね。

倒(こ)けつ転(まろ)びつ、「こけまろ」でした。