倒けつ転びつ(こけつまろびつ)挑戦中
食べ歩き

調布・深大寺でコスパの良い蕎麦を

桜の蕾がぷっくりしている頃に調布の深大寺へ行ってきました。まん防が全国で解除される直前の週末。多くの人(と、同伴のワンコ)でとても賑わっていました。

深大寺手作り市へ

深大寺へのアクセスは、JR吉祥寺駅、三鷹駅、京王線調布駅、つつじヶ丘駅からバスに乗ります。車の場合は、近くの有料駐車場に停めねばなりませんが、桜・紅葉の季節やだるま市の時はかなり混雑するんじゃないかと思います。オフシーズンであっても、昼の時間帯の蕎麦屋の駐車場は満車状態が続いていました。

今回、深大寺へ行ってみようかなと思ったのは、単純に「出かけたかった」のもあるけれど、『深大寺手作り市』と言う青空市みたいなものが開催されると知ったから。
”モノを通じて人と人をつなげる”
というコンセプトの元、月1のペースで開催されています。

手作り蜂蜜、コーヒー、木工雑貨、アクセサリー、布雑貨、ドライフラワー、多肉植物、革小物、着物リメイクなどなど、小さなスペースではありますがたくさんのお店が出店していました。興味なしでざざっと見るなら数分で終わってしまうくらいですが、お店の方(作り手の方)と直接お話しできたりもするので、お目当ての品があるならじっくりお買い物できる良い機会です。

深大寺、行ってみて驚いたのは、ワンコ連れがとっても多いこと。深大寺の境内にも、人とワンコは一緒に入れるようですし、周辺の蕎麦屋さんのテラス席(外席)も「ペット可」と書いてあるお店が多かった。

で、なるほどなるほど。

手作り市には「わんこのおやつ」と言うグルテンフリーの犬用ドライフードのお店もありました。小さなパウチで小分け販売されていて、まさに、お出かけの時に買ってもらう特別なおやつ、って感じでした。深大寺は犬連れご家族の日帰り観光にも良さそうです。

深大寺に行くなら絶対に蕎麦を食べる

ですよね。

深大寺に行くなら、絶対に蕎麦を食べたいです。

筆者は昼の12時前にバスで深大寺へ向かったので、途中の蕎麦屋「湧水」の長蛇の列を車窓から見て、びっくり。

先に深大寺さんへお参りし、良さそうな蕎麦屋を探しながら・・・草まんじゅうを食べ、また手作り市に戻り、並んでるなーどうしようかなーと、思案しました。

吸い込まれた「八起」の草まんじゅう。

店頭で焼いていて、近くに置いてある休憩椅子に座っていただくこともできます。草感?よもぎ感?は薄かったけれど、中は粒餡、焼き立てアツアツで美味しかった。

その後、「一休庵」「嶋田家」「雀のお宿」などウロウロしましたが、結局、13時頃の行列具合を見て入ったのは、「きよし」。

ちょうど、手作り市の会場の、道路を挟んだお向かいにあった「きよし」。石臼挽きの国産蕎麦粉を使った二八蕎麦のお店。2組しか並んでいない、食べログ先生も良しと言っている、のが決め手でした。ちなみにワンコは不可です。

あったかいお蕎麦も食べたかったけれど、蕎麦の味を楽しむならせいろかな。でもお腹空きすぎたし。ということで、「江戸前天せいろ蕎麦」を。

穴子、キス、ハゼ、メゴチと野菜天(椎茸と葉っぱ)。

天ぷらはさっくさく。

蕎麦はツルッと喉越しよく。

これが約1500円でいただけてしまうなんて、なんて幸せ。天ぷらには厚切りのレモン、塩、天つゆがついてきます。どれもとっても美味しかった!

深大寺は毎年3月の300を超える出店のある「だるま市」ではものすごい人出で大混雑するそうですが、今度は寒い時期に行ってあったかい「にしん蕎麦」も食べてみたいです。

そうそう、こちらは帰りに気づいた、駅のウクライナカラー。

以上、倒(こ)けつ転(まろ)びつ、「こけまろ」でした。