誕生日のお祝いで、立川の蕎麦懐石「無庵」さんにお邪魔。
立川駅北口の細い路地を抜けた先、趣ある一軒家が本日のお店。静かな佇まいがうつくしい。
夜は「そば游膳」のコースのみ。
蕎麦豆腐。蟹と芹ととりみのある出汁でいただく。
ホヤの酢の物、ナマコ、菜の花、ニシンの甘煮、黒豆、だし巻き。
ネギ味噌が香ばしい
牡蠣と蕎麦がき
鯛とホヤ
熱燗は東京あきる野の地酒「喜正」
あい鴨のローストとエリンギ、カブの煮物
天ぷら(わかざぎ、蓮根、カボチャ)
カブの漬物と大根の出汁漬け
〆の辛味大根おろしそば
食後の甘味
店の場所は、路地裏を進み住宅街の中に突然出現するので、夜に訪問する時は迷わないように注意が必要。でもその分、隠れ家感というか、特別感を味わえるお店です。照明は全体的にちょい暗めで、家具は骨董品を集めてあるのかな。
子供の騒ぎ声が聞こえることも、ガヤガヤと飲み会の大きな声が響くこともなく、落ち着いて、一品一品を美味しく楽しむことのできる蕎麦懐石。
店のHPには香水の香りにはご配慮を、とあり、お客様にはベストな状態で料理を味わってほしいという店側のおもてなしの心が見えるような気もするのであります。
以上、倒(こ)けつ転(まろ)びつ、「こけまろ」でした。