倒けつ転びつ(こけつまろびつ)挑戦中
食べ歩き

阿佐ヶ谷で世界3位のジェラートを

先日阿佐ヶ谷に行く機会があり、ジェラート世界大会で3位を受賞したという人気のジェラート店、「Gelateria SINCERITA(ジェラテリア シンチェリータ)」へも足を伸ばしてきました。

世界3位とは?

お店自体が「ミシュランの◯星」というのではなくて、とあるフレーバーが世界3位、です。

それは、「メルノワ」という名前のついた、はちみつとピーカンナッツが入ったフレーバーのジェラート。東京・荻窪に本店のある蜂蜜専門店「ラベイユ」の蜂蜜とサクサク食感のナッツという、甘さと塩気がベストマッチな逸品。

お店には常時、季節に応じて様々なフレーバーのジェラートが並んでいます。

お店の立地は、阿佐ヶ谷駅から徒歩10分くらい。

ちょっと歩くので、それだけのために歩くのか。。と思ってはしまいますが、でも、食べたい。

行ってきました!

阿佐ヶ谷駅から歩く

お店は商店街の通り沿いにあります。

真夏の気温35度の時に伺ったので、阿佐ヶ谷駅北口から大通り沿いを歩いて日射しを回避することにしました。

こんな感じで、並木たちが影を作ってくれていて、時間帯によっては日傘なしで歩けます。

てくてく進んで行って、左手に「ココカラファイン」が見えたら左折。

商店街の通りにぶち当たるのでそこを右折。すると右手にシンチェリータがあります。お向かいはお花屋さん。


※駐車場・駐輪場は無かったです。チャリをちょっと止めておくのも、商店街の道幅がそんなに広くないのでご迷惑かなって思いました。

お店はどんな感じ?

コロナ対応のため、色々変わっていました。

先客が注文している間は入口外で待機。

外に掲示してあるフレーバーを見て、決めておいてくださいと言われます。

食べログでメニューの写真を見た時、エスプレッソとかドリンクとのセットメニューがあったので、それでイートインしたいなって思っていたのですが、ドリンクはなく、ジェラートのみになっていました。

注文を済ませると、スタバのように、あちらからお出ししますと言われるので移動。

イートインスペースも、本来ならカフェ風に机と椅子があったようなのですが、今はベンチや簡易椅子といった、すぐ食べてすぐ出られるようなものに変わっていました。5席くらいかな。

真夏の、ジェラート食べたいシーズン真っ盛りの平日昼間。席は常時、ゆるく埋まっている、というお客さんの入店サイクルでした。

だから。。ここのジェラートが食べたいから行くのだ!という感じです。

頼んだジェラート

今回はDuo(2種盛り)で、プラムとインディアンサマーをチョイス。

スッキリ夏っぽいのと、濃厚なミルクっぽいのを希望。

『ココナッツ×レーズン×カルダモン。隠し味にカシューナッツ。』というインディアンサマーに心奪われ、世界3位のメルノワにはしませんでした。

ちなみに、メニューには「食べ歩き」とあるのですが、食べ歩けるような街の雰囲気は無かったような。ご時世的にも、季節的にも?

頼んだ2チョイスは大正解でした。

先にちょこっとインディアンサマーを食べ、えへへへへ〜♪と嬉しくなり、爽やかなプラムをたいらげてからリッチなインディアンサマーを楽しもうと。

プラムはシャーベット感強め。ひと口ほおばる度に口の中に甘酸っぱいプラムが広がります。

インディアンサマーはミルクの中に絡んでくるスパイスが最高。チャイティーなどスパイスの入った飲み物が好きな方にはたまらないはず。

滞在時間は10分くらいかな。その間、食べ終わったお客さんが出て行っては、また次のお客さんが入ってきていました。

配送を頼みに来ていた方も。確かに、暑中・残暑見舞いでこういうのをいただけたらすごく嬉しい。千疋屋やゴディバのアイスをいただくより、すごく嬉しい。そりゃお値段も違うのですが、受け取った方も「送り主のセンスすごい!」って思うに違いない。

という感じで、酷暑の折、美味しいジェラートを堪能しました。「阿佐ヶ谷のあのジェラート食べたい!!!」って、後々思い出すお味。

お店の名前、「シンチェリータ」ってイタリア語で、「誠実、真心」という意味なのだそうです。

そんな店名をつけた店主さんの作るジェラート、ああ、納得です!

以上、倒(こ)けつ転(まろ)びつ、「こけまろ」でした。