Canvaで自分で作った名刺やショップカードを、エーワンの名刺用紙で自宅プリンタで印刷する方法について、まとめます!
まず、以下がポイントになります。
・自分でできるとは言え、一定条件があるため、適したデザインを選ぶこと
・両面印刷は更に手間が増えて挫折します。片面にしておくのがベター
・Canvaで作るなら自分の好きなようにデザインして綺麗に印刷したいよって方は、納期に1週間ほど余裕を持って印刷だけは迷わず「ラクスル」を使いましょう
では、詳しく説明していきます!
Canvaで適したデザインを選ぶ
自分で印刷すると1シート内で「ズレ」が出るため、枠や枠のようなもの、縁取りのあるデザインは選ばないこと。
ズレて、上下や左右のスペースが数ミリ違っても、あまり気にならないデザインを選ぶこと。
細かい作業なのでスマホよりCanvaのPC版で作ることをおすすめします。
まずは、自分好みの名刺デザインを探すため、
「名刺(横)」を選択するか、上の虫眼鏡欄に「名刺 縦」「ショップカード」などと入れて検索。
今回は「名刺(横)」を例に進めます。
先述した「枠や枠のようなもの、縁取りのあるデザイン」というのは、こういうデザイン。
このようなデザインは、「印刷ズレが生じることが前提の印刷」なので、調整がとても面倒で選ばない方がベター。
「4列目になったら上の枠全部3列目に入っちゃってるじゃん!」みたいに、なるのです。。
選ぶと良いのが、こんなデザイン。
白い部分がメインで、デザインが中央に寄っているもの。
シンプルすぎてQRコードとか入れたいのに!って場合は、
外部サイトで作ったQRコード(検索すると無料で作れるサイトが幾つか出てきます)の画像を写真フォルダなどに保存し、Canvaへアップロードして好きな位置に配置すれば良いです。
もっとかわいいのをご希望の方は、せめてこれくらいで。
で、このままだと印刷ズレ問題があるため、アレンジしていきます。
まず、枠を削除。
更にこのままだとメインの部分にうっすらおしゃれくすみカラーがついているので、真っ白に変えます。
角のお花も、印刷時にズレてイライラするので、中央寄りに持ってきます。
グラフィックのお花を検索して違うお花と入れ替えることもできるし、
円になってるお花を選んでこんな風にも。
いずれにしても、ベースカラーは真っ白、デザインは中央に集まっていることがポイント。
後は、インクの消費量のことも考えると、あまり多色にしないほうが良いかも。
裏面は、手間を省くため、無しです。
デザインが完了したら、「ダウンロード」をクリックして「PNG」で自分のフォルダに保存します。
ラベル屋さんで印刷データを作る
ラベル屋さんの公式ページにアクセスして、web版を使うのが良いと思います。
↓こちら、リンクです。
https://www.labelyasan.com
新規作成を選択して、
購入した名刺カードの品番を入れて決定します。
「名刺用」「デザインなし」を選択して、
「画像」のところから、自分が先ほどダウンロードしたCanva名刺のデータをアップロードします。
ここでは角にお花を配置したバージョンでやっていきます。
アップロードしたら、
黒枠いっぱいにデータを広げて、
「レイアウト」で名刺シート全体にこのデータをコピーしていきます。
「横コピー」「縦コピー」「個別削除」などを使ってから、「印刷へ」。
まずは名刺4枚分で印刷して配置を調整していきます。
名刺パッケージの中に入っているテストプリント用の紙を何枚か印刷しておき、テストプリント開始。
ここからが面倒です。
ラベル屋さんの画面で見ると、データはいい感じに枠に入っているのに、いざ印刷してみると名刺シートの枠からズレているんです。
そのズレ具合を見ながら、前後、左右を1つずつ細かく変えていきます。
「ここは上のスペースが多めに出ちゃったから、上に少し詰めるか」
「全体的に右によって右が切れちゃったから左に寄せてみるか」
「4列目になりとかなり下にずれてくるから3列目から徐々に変えてみるか」
「ここまでできたら印刷してチェックしてみるか」
みたいなことを繰り返して、1シート分を完成させます。
だから、余白が多いデザインの方が、より簡単に、苦労なく自宅印刷できるという訳です。
この調整に入る最初の時点で、「あ、これ自分には無理!時間取られちゃうしイライラしてる時間がもったいない。」と感じた方は、すぐにラクスルへデータを入稿しましょう。お届けまでの日数に余裕があるほどに、コストは安く済みます。
こちら、ラクスルの公式サイトへのリンクです。
https://raksul.com/businesscard/
えーじゃあ、最初からラクスルでやればよかった!という方もいらっしゃるかも。
でも、100枚も一気にいらないし、仮の名刺だし、またすぐ変更するかもしれないし、などという場合は、やっぱり自宅印刷が安く済みます。
筆者の場合は、ばらまき用のショップカード作成なので、この方法で十分でした。
ご自身の性格や用途に合わせて、この、『Canvaで作った名刺やショップカードを自分で印刷する方法』も、試してみてくださいね!